Case症例紹介

歯周組織再生療法 インプラント治療 全顎矯正 歯周外科

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患者様のお悩み

歯周病が進行し咬み合わせが悪く咬めないとご来院いただきました。

治療内容

全顎的に中等度~重度の歯周病に罹患し、上下顎の歯列不整と咬合異常を伴っていました。上記問題を根本的に解決するために矯正治療が必要となった症例です。

矯正治療開始前に歯周組織再生療法を行い、歯周病が改善した後に全顎的な矯正治療を行いました。下顎大臼歯部の欠損は、インプラント治療により咬合を回復し矯正治療の固定源としました。

矯正治療後に歯周外科を行いブラッシングし易い、硬く厚みのある歯肉に改善しました。矯正治療後は、歯列不整と上下顎の咬合が改善され、最後に補綴治療(被せ物)により審美性の回復と理想的な咬合を回復しました。

年齢

50代男性

治療期間

全顎的な歯周組織再生療法:概ね2年

下顎2本のインプラント治療:概ね1年半~2年

矯正治療:2~3年

補綴治療:1年

各ステップに経過観察:1~3年

治療費

税抜き450,000~490,000円 

※長期にわたって治療を行っており、税率が変更になっているため税別で表記しています。

治療で得られるメリット

歯周組織再生療法により保存不可能な歯を健全歯に改善できます。

インプラント治療により隣在歯を傷つけることなく欠損部を回復できます。

矯正治療により不正咬合を改善し理想的な咬合に近づけられます。

歯周外科によりブラッシングし易い歯周環境に改善できます。

治療する際に起こるリスク・副作用

問題点が多いほど改善するには、長期間を要すため治療が途中で中断してしまうと、かえって悪い結果を導いてしまうため十分な治療内容のご理解が必要です。

治療開始時

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上顎右側大臼歯部は、歯周炎で重度に腫脹しています。

全体的に歯肉が赤く歯周炎が進行しています。

歯周組織再生療法後に歯周炎が改善してから矯正を開始します。

歯周病に罹患したまま矯正治療を開始すると、歯周病が悪化してしまう事があり注意しなくてはなりません。

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治療終了時の状態

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歯周病が重度に進行して歯周組織再生療法が適応出来なかった右上第一大臼歯1歯が抜歯となりました。

臼歯部の咬合は、矯正治療とインプラント治療により安定した咬合を構築しました。

補綴物(被せ物)周囲は、歯周外科を行うことで厚みのある硬い歯肉を獲得し健康なブラッシングし易い歯周環境に整備されました。

治療に長期間を要しましたが、治療後のQOLは大きく改善されました。

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